オリンピックの経済効果はすごい!オリンピックの銘柄研究しておこう

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今日は12月のサクセスセミナーです。オリンピック銘柄研究というテーマで開催します。7年後のオリンピック開催に向けて、どういった株式銘柄が注目されるのか、どういった銘柄が値上がりしていく可能性が高いのか、ということを、みなさんと一緒に考えていきます。

株式投資の銘柄を選ぶポイント

最初に、簡単に株式投資の銘柄を選んでいくときのポイントをお話しします。株式投資は会社の株に投資するわけですが、簡単に言うと、株価の変動の中で、安いときに買って高いときに売り、その差額を利益として得ます。

株価とは株の値段です。この値段は、基本的にオークション形式で決まります。みなさんもヤフオク等をやったことがあるかもしれませんが、人気がある商品や、数が少ないなどのプレミアがついている商品は、どんどん値段が上がります。株価も同じで、人気がある株の値段はどんどん上がって、人気のない株は、どんどん下がります。人気投票に近いですね。欲しいと思う人が多ければ価格は上がっていきますし、欲しいと思う人が少なければ、つまり、売りたいと思う人が多ければ価格が下がっていきます。人間の感情の動きに左右されるのです。投資信託の値段は資産額÷口数ですから、単純に価値が価格になりますが、株価の場合は、価値がそのまま価格にはなりません。そこが株式投資の難しいところです。

このようにして株価は変動していくわけですが、株を安く買って高く売るためには、いくらの値段だと安いのか、いくらの値段だと高いのか、ということを判断しなくてはいけません。株価は人気投票で決まりますから、安い、高いという基準があいまいです。誰でも株は安く買いたいと思っています。でもその安いという基準がどこなのでしょうか。ここが一番の問題です。

株価の安い・高いの判断基準

その一つの基準となるのが、株の資産価値を表したBPS(1株当たり純資産)です。簡単に言うと株の定価です。投資信託の基準価格と同様に、純資産÷発行株数を計算して、1株当たりの資産価値を出します。なので、この定価よりも高いか安いかというのが一つの基準になります。

もう一つ今日お伝えしておきたいのが、PBRという指標です。これは株価÷BPSで計算されます。BPSは株の定価ですから、今の株価が定価と比較してどのぐらいの割合なのかがわかります。定価よりも株価が高ければPBRは1より大きくなりますし、逆に定価よりも株価が安ければPBRは1より小さくなります。0.9や0.8といった1より小さい値の場合は。「定価より安い」という意味で「割安」。1より大きい場合には、「定価より高い」という意味で「割高」になります。これが、簡単に株の高い、安いを見極めるための1つのポイントです。

ただ、株の場合は、定価だけで売買するわけではなく、長い間定価より安い株もありますし、長い間定価より高い株もあります。しかも、定価よりも高いにも関わらず、さらにぐんぐん価格が上がっていくような株もあります。その場合はまた別の基準を用いなくてはなりませんが、今日はこのぐらいで見てみようと思います。定価より安いか高いか、ですね。

このあたりは復習です。これだけは覚えておいて頂ければと思います。

01_BPSとPBR

四季報のチャートの読み方

今日はみなさん四季報をお持ちですから、四季報も見て行きます。四季報で簡単に見られるものとして、チャートについても少しお話しておきます。よく、長方形が並んでいるグラフがありますが、見たことはありますか。四季報ではページの上部に載っています。これをチャートといって、株の動きを表しています。今日はあまり細かいお話はしませんが、チャートを見ることによって、株価がこれまでどのように推移してきたかという動きがわかります。

過去に上がっていたから今後下がる、過去下がっていたから今後上がる、といった絶対的な法則性はありません。ただ、投資基本講座でもお話ししていますが、ある程度、今後どうなるかという統計的な予測はできます。あまり細かいことになると難しくなりますので、今日はこのチャートの読み方だけお話しします。

四季報のチャートには平均線も描かれています。長方形をローソク足といいますが、このローソク足の周りに、2本の線が描いてあります。これを移動平均線といいます。株価の平均をとった線で、長い期間でとった平均と、短い期間で取った平均の2種類の平均線が描かれています。例えば1週間の平均をとり、次の1週間の平均、次の1週間の平均というように、期間を移動して描いて行きます。平均を1週間で取るか、2週間で取るかによって、値が変わりますね。期間が長いほど長期トレンドの動きを表していて、期間が短いほど、短期トレンドの動きを表しています。

期間が長い移動平均線と期間が短い移動平均線が、交わることがあります。期間が長い移動平均線を期間が短い移動平均線が上から下にクロスしている場合は、ゴールデンクロスといい、今後株価が上がっていく可能性が高く、逆に期間が長い移動平均線を期間が短い移動平均線が上から下にクロスした場合は、デッドクロスといい、これから株価が下がっていく可能性が高いです。この辺りは、いろいろな書籍でも説明されています。

02_チャート

株式投資をすでに勉強されている方にはお馴染みですね。もしわからなければ、また聞いて頂ければと思います。ここまでは復習です。今日のメインは、オリンピック関連の銘柄を選んでいきます。まずは盛り上がっていきそうな業界・業種の選定をして、さらに注目されるだろう会社、つまり個別銘柄を選定していきます。

オリンピック関係の銘柄選び

それでは、さっそく、業界の選定に入ります。オリンピックが7年後に来たとして、7年後の日本、7年後のみなさんの生活は、やはり変わっていっているのではないでしょうか。前回の東京オリンピックや、これまでの他の国のオリンピックの時期を見ていると、みなさんが想像している以上に、盛り上がっていると思います。私たちは前回の東京オリンピックは経験していませんから、今はまだ現実味がありませんが、オリンピックの経済効果はやはりすごいので、考えられないくらいお金が動きます。東京オリンピックの経済効果は12兆円と言われていますから、そのくらい盛り上がります。そのときに、では一体どういう業界・業種が潤うのか、注目されるのかということを考えてみて下さい。

ここでは、セミナーの中で出てきた業界・業種を紹介します。鋼鉄、不動産、旅行、観光、小売、広告、鉄道、建設、サービス業、繊維、情報通信、航空です。

結構、全体的に盛り上がるだろうということは考えられますね。なので、きっと景気が良くなります。何兆円というお金が動くので、それを誰でも掴むことができます。誰でも掴めるのであれば、せっかくなら掴みたいですよね。その一つが、こういった株式投資です。全体的にお金が回っていくので、これらの業界、全ていいと思います。

やはり、建築関係は有望ですね。競技場やオリンピック村の建築はもう間違いないですから。建築に関連していえば、鉄鋼もそうですが、コンクリートといった土台に使われる素材や、建築に使われる素材は盛り上がりそうですね。運送業も必要です。建築するためにはたくさんの物を運ばなくてはならないので。クレーンなども必要になりますから、重機サービスも伸びそうです。

あとは、世界中からたくさんのお客さんが来ます。日本のこんな狭いところに、世界中から集まってくるわけですから、ホテルや旅館が必要です。サービス業に含まれますね。泊まらなければいけないし、食べなければいけないし、移動もしなくてはいけません。ということで、鉄道や航空関連といった交通手段ですね。

観光もそうです。日本に来たついでに、絶対どこかに寄ると思います。オリンピックを見に行ったら、多分毎日観戦できるわけではないので、その間にどこか行こうと思うはずです。そうすると、レジャー産業や観光ですね。富士山とか。世界遺産になっていると、ガイドブックに載りますから。

ユニフォームが必要になりますから、繊維やスポーツメーカーもそうです。

オリンピックの中継を見ていると、絶対選手にスポンサーがついていて、宣伝が入っていますね。競技場に名前が大きく書かれていることもあります。あの宣伝効果は大きいので、広告業界もあるかもしれません。

また、オリンピックのスポンサーになっている企業も、広告がたくさん出ているので、上がるかもしれません。レスリングが盛り上がると、ALSOKの株が上がるんですよ。サッカーのワールドカップも、テレビ放送しているとスポンサーの会社の株が上がるんです。一瞬だけで、それほど持続するわけではありませんが、そういった効果もあります。一種のお祭りですね。ワールドカップもそうですけど、それの大きい版であるオリンピックが来ると、日本中がそういったイベントになりますから。

あとは飲食業ですね。食べないといけませんから。飲食業界は7年後、大変だと思います。もうすでに英語や韓国語のメニューを作っているところがありますね。インターネットがこれだけ発達していると、外国のお客さんも、ネットで調べて有名なところに行くでしょうから、言語の対策ができているところに行くことになりそうですね。東京とその近郊含めてたくさんの人がいれば、飲食だけでも相当だと思います。

情報通信はいかがでしょうか。テレビとかですね。スポンサーや宣伝といった広告業界もあります。

あと通訳。外国人がたくさん来ますから、通訳も必要になります。

03_関連業界

オリンピックに関わる業種全てを調べるのは大変

いいでしょうか。では、予測したこの各業種の中から、さらにどういう会社がいいのか考えてみたいと思います。まずは、これらの業界にどんな企業があるのかを調べましょう。例えば鉄鋼といっても、どんな会社があるのかいまいちイメージは掴めませんよね。鉄鋼の会社ってなんだろうって思うと思います。すべての業界の会社を調べていると時間がなくなりますから、いくつかピックアップしていきましょう。

いつも株式銘柄を選ぶときには、最初は身近な業界から始めたほうがいいとアドバイスします。全く自分の生活と関係ない業界では、なかなかわかりにくいですからね。よく使うとか、仕事で関係があるとか、その業界が好きとか。理由は何でもいいですが、身近な業界からやっていったほうがいいので、この14業種の中で、調べてみたいものをまず一つ選んでください。その業界・業種について、四季報で会社名をピックアップしてみましょう。その中でこの会社がよさそうだな、こんな会社がいいんじゃないかなというのを考えて行きましょう。

ここでは、セミナーの中でピックアップした業界について紹介していきます。

まず、繊維業界です。四季報の中で調べた限りでは、負債が多かったり、PBRが1倍以上となって割高であったりして、あまりよい会社がなかったようです。また、ユニフォーム関連の会社が伸びるであろうという予想で調べ始めたものの、結構自動車関係の会社が多かったという意見が出ました。

動画をご覧になっている方は四季報がお手元にあるかどうかわかりませんが、このように、自分がイメージした会社が出てこないということもあるかもしれません。そういう場合は、少しイメージを膨らませて、衣料品メーカーやアパレル、スポーツ用品の会社を探してみるというように、どんどん発想をつなげていくとよいです。

繊維で検索する会社は、ちょっとイメージと違ったようですが、素材メーカーの中にも、もしかしたら、スポーツユニフォームに必ず使われる素材を開発している、なんてことがあるかもしれません。汗がすごくよく乾く、といった素材ですね。帝人や旭化成はいかがでしょうか。

04_繊維業界

その次には、航空会社のANAがよいという意見が出ました。PBRが1より小さく割安で、ゴールデンクロスがそろそろ出そうだという理由です。

航空会社はいいと思います。JALは一度会社更生法で立て直しをしましたが、新たに株式を導入しています。やはり空の便はどうしても海外から来るときに使いますからね。海外の航空会社もありますから、ANA、JALだけ使うわけではありませんが、国内でも東京に見に行こうという人が増えれば国内便が増えてきますので、航空会社はすごくいいと思います。航空関連で言えば空港も注目です。成田空港や羽田空港ですね。利用者が増えれば、そこにお金がどんどん落ちていくわけですから。

ANAは、四季報のチャートではゴールデンクロスが出そうだということですね。とすれば、直近値上がりしそうだということで、7年後の予想まではできないわけですが、せっかく買うのであれば、早めに利益が出たほうが安心します。なので、ゴールデンクロスが出そうだというのは一つのポイントとして見てもいいと思います。

航空会社は会社が少ないから選びやすいですね。LCU(格安航空会社)を一度調べてみるのもよいかもしれません。おそらく東証一部には上場していないと思いますが、新興市場には上場しているかもしれません。東証一部じゃないと価格の変動が激しくて、最悪倒産するようなこともあるので、あまり初めての株式投資で東証一部以外はおすすめできませんが、関連銘柄の一つとして考えてみてもいいと思います。

05_航空業界

建設業界はいかがでしょうか。建設業界はたくさん会社がありますから、選ぶのが難しいかもしれませんね。あまり小さなところではないほうがよいです。例えば、国立競技場の建設では、やはり大成建設ですね。あとは大手だと、大林組でしょうか。これらはもうすでに注目されているかもしれません。首都高速道などの都心の道路も修復作業をしていかないといけないので、コンクリート関連も含めて道路の建設・修復に関連する会社はいいと思います。

四季報を見るときは付箋を使おう

四季報には、各会社の業績が、その会社の欄の下方に載っていて、売上や利益がわかります。建設業だけで見ても、売上や利益は会社によって全然違いますね。まず、売上高が大きいところや、利益がマイナスではない会社、または利益が年々上がっている、売上や利益が安定しているところをピックアップするとよいです。その後で、その会社のことを詳しく見ていきます。

四季報を見るときは付箋があるといいです。気になったところに付箋を貼っておけば、あとから見返したときにすぐ見られます。この四季報は昨日買ったので、まだ付箋は貼っていないですが。

例えば、コード1801の太成建設を見てみます。ページではなくて、会社名の上に書いてある株式コードですね。四季報はこの順番に並んでいます。大成建設は国立競技場の建築という実績があるので、新しい国立競技場の建設もやるのではないかと期待されています。まだ決まっていませんが、業界最大手ですから安定感もあります。

あまり詳しく話すと四季報のセミナーみたいになってしまいますが、四季報では、社名の隣に今の状況が記載されています。大成建設であれば、「下振れ。受注は採算重視で前期比較減。1兆3800億円、計画は苦戦。」と記載されています。ここから景気がいいのか悪いのかがなんとなくわかります。これを見ると、今の段階では、大成建設はあまりよさそうではありませんね。でも逆に少し悪いニュースが出ている方が、チャンスかもしれません。状況が芳しくないとはいえ、売上も規模も他とは全然違いますからね。

次のページには大林組が載っています。大林組も売上高が高いですね。結構海外売上高が高いんですね。大林組も大成建設もPBRは1前後です。

建築もあんまり頻繁に見るものではないので、急に選ぼうとしても難しいかもしれませんが、今は選び方を習得してもらえばいいです。このように、規模や価格、売上の変動を見ながら選んでいきます。

道路関連の会社として、日本道路がよいという意見も出ました。PBRが小さいのと、近況に「上振れ」、「新興国で新しい技術を展開へ」と記載されていて、会社としての未来がありそうだというのが理由です。日本道路は清水建設系の道路舗装会社のようです。道路の舗装はいいと思います。オリンピックに向けて道路補修していきますし、復興需要もあります。建築と道路は、東日本の復興需要ですでに結構上がっていますけれども、そこにさらにオリンピックが加わりますと、盛り上がると思いますよ。

そういう、日本でやらなきゃいけないというものの方が強いです。道路補修や国立競技場、選手村の建築は、国も結局やらなきゃいけません。そういった、やらなきゃいけないことに関わっている業界はいいということです。

ではついでに鉄道も見てみます。鉄道だと、やはり空港からの足が有望です。京成電鉄や首都圏の地下鉄ですね。あとは新幹線。観光行くにしても、地方から東京へ来るにしても、絶対新幹線は使います。

生活に欠かせない物やサービスはねらい目

生活している中でどうしても使わざるを得ない、必ず使うものってありますよね。道路もそうですが、鉄道、あと電気、ガス、水道とか、そういうライフラインもそうです。そういった、人が生活するのに欠かせない物、欠かせないサービスの銘柄を、インフラ銘柄といいます。インフラ銘柄は値崩れしにくいです。例えば鉄道の場合だと、年間乗客数じゃ大体決まっています。通常の生活の中で、急に減ったり増えたりすることはないので、株価も安定しています。なので、やはり人気がありますね。しかし、東京オリンピックで人がたくさん来て、使われることが増えれば、通常ではあり得ない利用者の急増が見込めます。売上が上がって、利益が上がり、業績が上がるという可能性は高いです。京成電鉄はすでに上がっています。

JRの中では、売上は確かJR東海が一番高いです。東京から大阪や名古屋に行くのに、ビジネスで行く人も観光の人も東海道新幹線を使うので、利用客が多いんです。オリンピックによって、この辺りはすごく売上がアップすると思います。地方の鉄道となるとどうしても選ぶのが難しいですが、観光で来た人が使うラインはいいと思います。

そういえば、九州の鉄道の、「ななつ星in九州」はいかがでしょうか。あれは、JR九州でしょうか。夏まで予約がいっぱいだそうですね。今この場で四季報で調べてもわかりませんが、このあたりを調べてみてもよいと思います。

リニアモーターカーも注目です。間に合わせるとは言っていましたが、実際オリンピックまでに間に合うかどうかはわかりません。でももしそのリニアモーターカーが実際にお客様を乗せて走るということになったら、やはり需要は高いと思います。すごく速いですから、ビジネスではまず使うと思うんですね。まず走るのは東京~名古屋です。東京と、名古屋や大阪、京都は、観光もビジネスもとても行き来がありますから。

人が集まるイベント時に需要が増える業界

人が集まるイベント時に需要が増える業界と言えば、旅行・観光、レジャー・サービス、飲食業です。旅行・観光は、ホテルだったり船だったり、結構幅広いですね。普通に考えれば例えば、HISやJTBといった手配会社です。HISは値上がりしているようですね。HISはハウステンボスもやっていますから、九州に人が行けば、盛り上がるかもしれません。外国人観光客がたくさん来れば、ビジネスホテルも高級ホテルも含めて、都内や都心近郊のホテルはいっぱいになると思いますから、大手のホテルを狙ってみてもいいですね。

情報通信にも入ってきますが、ホテルや旅館を探すときに使う媒体もいいです。例えばじゃらんや一休といった、検索サイトです。日本人が国内の宿泊を探すにしても、海外の方が探すにしても、インターネットは絶対使われます。

レジャーでいえば、例えばハウステンボスやディズニーランド、ユニバースタジオジャパンとかです。大阪まで行くかどうかはわかりませんが、ディズニーランドは、どこの国行っても行きたくなる人はいますよね。アメリカのディズニーランドだとか、香港行ったら香港のディズニーランドに行ったりだとか。東京近郊ですし、オリエンタルランドは有望ですね。

飲食業もたくさん会社がありますが、上場していて業績が比較的安定している会社は実は少ないです。だからそういった観点で選んでみると、おそらく10社程度だと思います。

広告は、人がたくさん来れば、それだけ看板や電車の中吊り、TVCMが増えますね。スポンサリングしているところの媒体が増えてくるということですから、結局資本を持っているところが目立ってくることになると思います。

オリンピックは7年後ですから、今よりもさらにネットで検索することが多くなっていると思います。なので、ネット関連の広告媒体や、ネットの広告媒体を提供しているようなIT企業、検索サイトを運営している会社はこれから伸びていくと思います。

06_関連業界再

それでは、みなさんそれぞれ、ピンときた業種や会社から、最後に1社絞ってください。別にそれに投資しなくてもいいです。今日オリンピック銘柄で選ぶとしたらどの会社がいいか考えてください。

オリンピック関係でおすすめの銘柄

ここでは、セミナーで発表された会社を紹介します。

まずは、東京汽船です。オリンピックで東京湾沿岸の人が増えますし、船舶も増えるため、よいのではないかという意見でした。

次に、大林道路です。道路関連が有望という話を聞いて選びました。道路の補修や補正だけではなく、ソーラー発電も手掛けているそうです。

今日はエネルギー関連は出ませんでしたが、人がたくさんいれば電気などもたくさん使いますから、その分電力供給量も増えるはずですので、電気会社の売上も多少は増える可能性があります。エネルギー関連もいいですね。これからソーラーシステムも普及していくでしょうし。

楽天という意見も出ました。通販だけではなく証券など幅広く手掛けていますし、楽天イーグルスも優勝したということで選びました。楽天は総合的にサービスを提供していますから、伸び率はあるとは思います。ただちょっと株価が高いですね。国内でも海外でも、今後検索をすることが多くなるであろうことを考えると、楽天は検索サイトですから有望です。主力の通販も今結構伸びていますし。

ANAを持っているのに儲かっていないから、オリンピックで上がってほしいという期待を込めた意見もありました。

最後に、先ほども出てきた、日本道路です。道路の補修だけではなく、情報通信のための基地局建設などもしているようです。今後通信が増えて、オリンピックで人が増えれば、この辺りも盛り上がるのではという意見です。

07_個別銘柄

切り口をいろいろ変えると、また新しい発想が生まれることもあります。発想を膨らませて考えていくのが大切です。

これが正解というのはないので、絶対上がるということはありませんが、こういった様々な業界に、できれば幅広く投資しておくと分散投資になります。株は単元株で50万から100万くらいするものもあってなかなか複数投資することも難しいかもしれませんが、できる範囲で運用していくのがいいと思います。株式投資が初めての方でしたら、10万円以下で買える株は割とありますし、5万円前後で買える株もありますから、そういったものの中から探してみるというのも一つの考え方です。

ちなみに私は、今日いろいろ話しながら考えていて、楽天とヤフーが面白いと思いました。みんながスマホやタブレットでネットをするようになると、もしかしたらTVCMよりもネットを見る頻度が高くなるかもしれません。もちろんTVの影響力は大きいですが、日本最大のポータルサイトであるヤフーを使っている人は多いです。ヤフーや楽天に出す広告が一番いいポジションだということになると、大企業だったらお金をかけるのではないかと考えました。ヤフーはわりと株価も上がって、売上も上がっています。

オリンピックは7年後ですから、中~長期保有する銘柄です。銘柄によってはオリンピック前に下がるものもあります。建設関連は、オリンピック前に完了しているはずですから。まさにオリンピックをやっているときに盛り上がる銘柄もありますから、期間は銘柄によってそれぞれです。

買いどきの値段もそれぞれなので、何とも言えません。もうオリンピック銘柄は今から買っても遅いんじゃないかと質問されることがよくあります。早くはありません。オリンピックが決まる前に買っておけばそれはもちろんいいわけですから。でも早くはありませんが、これからどんどん盛り上がっていく中で、日本の景気も上がっていき、全体的に底上げされて、さらにオリンピック関連のものに注目が集まって上がっていく、ことが十分に考えられますから、まだまだチャンスはあると私は思っていますね。

ただ高すぎるのは、控えた方がいいと思います。すでに上がっていれば、今後は少ししか上がらない可能性が高いです。

「オリンピック銘柄」という具体的なものはありませんから、今日やったように、自分で探していかなくてはなりません。例えば鉄鋼関連メーカーとか、円安で業績が上がる銘柄とか、いろんなジャンルで、自分で考えて選んでいくということです。

では今日はこれで終わりにします。ありがとうございました。

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