株のスクリーニングでおすすめの条件

株のスクリーニングとは時価総額や配当利回り、PER(株価収益率)に売上高など数多くの指標条件を入力する事で、良い条件の銘柄を探す方法の事です。

上場企業が数多くある中、良い条件の企業を探す基本の方法であり、全ての証券会社でこのサービスは提供されています。

株のスクリーニングでおすすめな条件の重要指標

株のスクリーニングで最も重要な指標の一つにPER(株価収益率)があります。この値は低いほどお買い得の数字になります。

PERが10倍であった場合は10年先の利益分まで現在の株価に織り込まれている事になります。安定している大企業ほど長く収益が期待出来ますので数値が高くなる傾向にあります。

もう一つの重要な指標がPBRでこの数値は企業の価値を示しています。例えば1倍であった場合は会社を解体した場合株価と同額の価値がその会社にある事を示します。逆に倍率が低い場合純資産が株価より低い事になり倒産のリスクがある、または割安な企業という判断になります。

これら二つの指標は会社を判断する上では重要な要素ですのでスクリーニングをする際は抑えておきましょう。その他にもROEや1株当たりの利益を示すEPSといった重要な指標があり、企業の内情を判断する重要な材料となります。

株の指標以外の企業判断IFISスコア

PERといった指標の他に成長性・割安性・企業規模・テクニカル・財務健全性など踏まえ数値化したIFISスコアによる分析も有名な判断材料の一つです。無料で見る事が出来る証券会社もありますし、スクリーニングした上でさらに詳細をチェックしたい場合活用しましょう。

このスクリーニングは投資信託で良い条件のものがあるかどうか確認する方法としても活用されています。投資信託も数多くの商品が販売されており、投資先も様々で指標をチェックするだけでかなりの時間が必要になります。そういった時良い投資信託を探せるスクリーニングは良いツールとなります。

ただ企業規模や指標だけでは株価は判断出来る訳ではありませんので、相場や世界情勢など周囲の流れもチェックした上で相場には挑んでいきましょう。株取引は利益を得る為のものですが、本来株を購入する事はその会社を応援する、といった事です。指標は知らなくても株は買う事は出来ますが、本来の株の意味も覚えておいた上で健全に取引は行いたいですね。

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