株取引の寄り付きって何?どんな注意点がある?

株取引の寄り付きとは取引が開始された時点での取引の事で、これは午前と午後、いわゆる前場と後場の二回あり取引開始前に注文をする事で寄り付きで買う事が出来ます。

また寄り付き時の価格は予想出来ませんので、指値ではなく成行注文です。取引開始前に成行注文を出す事が寄り付き価格で買う方法です。

株取引の寄り付きリスク

株取引を行う場合開始直後は値動きが最も激しい時期です。特に週明けなど時間が空いている場合経済イベントが発生する事もあり、その影響で株価は大きく変化します。その為、寄り付きで購入する場合値動きの激しいタイミングでの購入になる事になります。

寄り付きで購入後に即株価が急落してしまう場合もありますし、最初は上げていても途中で下がる場合もあります。株は噂で上がる場合もありますし、仕手筋の購入で意図的に株価が上がる場合もあります。

株の価格はその時のトレーダー達の意図で変化しますので、取引量が多い寄り付きはその変化の波を受けやすく予想通りの値での購入が出来ないというリスクがあります。

株取引でリスクを軽減する方法

株取引で寄り付き注文はリスクのある方法ですが、投資先を分散する事でそのリスクは減らす事が出来ます。

投資信託でも行われますが値動きの激しい投資先だけに集中するとハイリスクハイリターンの状態になります。リターンが大きい時は良いのですがその分損失も大きくなりがちになりますし、上がるだけの相場はないものです。

そういった判断やメンタル的な強さを持つ事が株取引では重要になります。株は常に保有していなければいけないものではなく、確信をもって利益を得る事が出来ると思う時に売買するものなのです。

リスク分散が可能な投資信託でも利益が出る可能性が高いと断言出来るわけではありません。ですが投資信託の場合海外の株を投資先にしている場合もあり、株相場を国内だけで絞る必要がなくなります。株取引は様々な注文方法がありますが、自分の手法にあった取引をしていきましょう。

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