投資信託が儲かる仕組み

投資信託は儲からないという人もいらっしゃいますが、それは運用方法を間違えているからです。投資家が損ばかりする商品ならば、5,000本近い投資信託が存在している理由はありません。儲かるチャンスを掴むためにも、まずは仕組みを理解しましょう。

基準価額の変動幅と分配金が投資信託からの儲け

基準価額とは投資信託ごとに設定されている価格のことです。もしも1口10,000円の時に10口購入し、半年後に基準価額が12,500円まで値上がりしていれば、10口×2,500円の25,000円が儲けとなります。売却しなければ利益は確定しませんので、いつ投資信託を売るのかも重要なポイントとなります。

次に分配金ですが、これは運用成績に応じてファンドが投資家へ支払うお金のことです。投資信託によって払戻月数は異なり、毎月分配型や3カ月決済型、年1回決算型などがあります。ただし分配金はファンドの儲けから捻出されるお金ですので、払い戻されると基準価額は下がります。

基準価額が3,000円値上がりした場合、値上がり益から300円の分配金が支払われると、差益は2,700円に減るということです。分配金と差益を足せば、結局は3,000円ぶんの儲けとなりますので、決して損をしているわけではありません。そのため分配金0円で、基準価額の上昇だけを目指している投資信託も販売されています。

投資信託の儲けを増殖させる方法

分配金ありの投資信託を購入し、継続して分配金が払い戻されているなら、それなりの運用成績が出ていることになります。よって受け取った分配金を再投資すると、買値の調整もできて一石二鳥です。さらに儲かる可能性が増すと言えるでしょう。

例えば1口12,000円、1年に1度600円の分配金を受け取れる投資信託を100口購入したとします。1年後に6万円の分配金が支払われたので、基準価額が11,000円まで下がった時に5口追加購入すれば、取得単価は約11,952円に下がります。計算式は、取得金額÷保有口数です。

取得単価が下がったということは、これから基準価額が値上がりすると、それだけ差益が狙えるということです。また保有口数を5口追加しましたので、1年間で受け取れる分配金も3,000円増えます。

今回は税金や手数料などを無視して単純計算を行いましたが、インカムゲインを再利用することでも投資信託からの儲けは増やせるのです。俗にドル・コスト平均法とも呼ばれる投資手法で、投資信託のような長期向け商品には効果を発揮します。

投資信託で儲かる確率はどのくらい?

投資信託は儲からないと言われているけど実際は?投資家がインターネットや雑誌へ掲載している記事を見てみると、投資信託は儲からない、損だ、という声も一部ではあるようですが、実際に投資信託で儲けられる確率とはどの程度なのでしょうか?

そもそも投資信託とは、投資について知識が少ない初心者が、投資のプロへ任せるという投資方法ですが、他にも投資より本業を優先にしたい人や、投資であれこれ時間をとられるのが嫌だという人向けのサービスなので、プロが投資している以上は儲けられる確率そのものはそれほど小さくはないのです。

少しでも投資信託で儲かる確率を高めるには?

投資信託で利益を高める場合は、毎月分配型の商品は利用すべきではないでしょう。毎月分配型の投資信託は、言い換えれば投資している資産を毎月切り崩しているものであり、その時点で価値は下がってしまうので圧倒的に不利となります。

投資信託の場合は、自分で運用する場合と比べれば利益の伸び方も下がり方も少なくなりますので、多くの資産をより長期的続けることで高い利益を見込むことができます。

手数料の安い投資信託が有利

投資信託でもっともネックとなるのが、手数料の高さです。株価がいくら上昇しても、取引する度に金融機関への手数料が必要となるため、なかなか儲かりにくくなっています。

しかし手数料が安い投資信託を選ぶことができれば、リスクは低く抑えられることになるのです。投資家目線で言えば商品価値が薄い投資信託もありますが、儲けられる商品もあるのでじっくり探してみましょう。