「PBR」で企業の純資産から株価の割高・割安を判断

今回は資産と株価の関係から投資チャンスを探す方法をお話します。

そこで必要になるのが「PBR」という指標です。

PBRは日本語でいうと、「株価純資産倍率」といいます。

PBRで株価を測る

これは株価がその会社の純資産の何倍であるかを示す投資のものさしです。

ここでいう純資産とは、会社がもっている全ての資産のうち
株主が所有する資産のことです。

PBRは株価を一株あたり純資産で割って求めます。

例えばA社の株価が500円で、その一株あたり純資産が400円だった場合は1.25倍のPBRになります。

一般的にはPBR水準1倍が株価の下値の目安と考えられているため下値を推定する上では効果的なものさしであると考えられています。

おおむねPBRが高いほど割高、低いほど割安となります。

もし、ある会社のPBRが0.5倍のときに株式を買ったら純資産を半額で買えるということになりますので、その意味では株価は割安と言えます。

ただし純資産は時価ではなくて簿価。

つまり会社の帳簿上の価格という点は注意してください。

「純資産から株式を見る」

この考えもぜひ覚えておいてください。

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